酒井の生い立ちと自己紹介②

こんにちはー!酒井です。今日は僕の自己紹介第二弾ということで、思いつくことを書いていこうと思います。


色の区別がつきにくい先天色覚異常

秋ですね〜。秋といえば紅葉です。僕が住んでる京都には高台寺や醍醐寺など紅葉が有名なスポットがたくさんあって、見事な紅葉目当てに毎年たくさんの観光客が訪れます。

実は、僕は紅葉を見ても綺麗だと思えません。というのも生まれつき色の区別がつきにくいからです。

赤と緑の区別が特につきにくいので、紅葉は本当にわかりにくいです。紅葉しててもしてなくても同じように見えるわけじゃないけど、健常の人が「わあ!すごい!」と言うくらいの変化はわからないのです。

同じ理由で花火も綺麗だと思えたことが残念ながらありません。(花火大会とかお祭りの雰囲気は好きなので行きます。)

赤と緑以外にも、赤と茶色、灰色とピンク色、青と紺色と紫色、黒と紺色などなど区別のつきにくい色がいくつかあります。

カーキ色がどんな色なのかは未だにわかりません。茶色なのか緑なのかわからないからです。

先天性色覚異常の人は男性の約5%(20人に1人)、女性の0.2%(500人に1人)と言われているので、学校の同級生に1人か2人はいたのではないでしょうか。

電車の運転士や飛行機のパイロットなど、色覚異常だとなれない職業がいくつかありますが、僕はそういう道を目指していなかったので、生きてきた中で特に困ったことはありませんでした。

強いて言えば、変な色合わせの服を選ぶことがあったり、焼き肉で生焼けの肉を食べてしまったり、ピーマンとパプリカがごっちゃになったりするくらいです。

絵を描くのが好きで、いつもは白黒の線画が多いのですが、気が向いたとき色を塗ったりもするけどほぼ100%変な色使いをするので、色覚異常であることを伝えておいて「ここの部分は何色?」「この色鉛筆は何色?」とはじめっから人に聞きます。

そうするとみんな丁寧に教えてくれたりサポートしてくれます。

こうした経験を通して、自分ができないことを隠さずにオープンにすることって、他の人と共同する上でものすごく大切なことだな〜って感じています。

どう見えてるの!?と聞かれることもよくあります。純粋に好奇心があることや興味があることが伝わってくるので全然いやな気持ちはしないのでありのままにこたえます。

以上、色覚異常のお話でした。


酒井

まるや(旧・進化型コミュニティーハウスかどや)

高槻市原にある築150年の古民家「まるや」。学び合って育ち合う文化を作っています。

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