ベーシックインカムならぬベーシックエクスペリエンス

あけましておめでとうございます!(遅)かどやの酒井です。

かどやをなんでやってるのか、かどやで何をしたいのか、かどや何かをやることで最終的に何を目指すのか。

誰に届けたいのか。

導かれるままここまで来てしまいましたが、いま整理し腰を据えて明らかにするタイミングがやってきたように感じます。


バックキャスティング

片ちゃんからバックキャスティングという考え方を教わりました。

最終的な目標を先に決めて、逆算していく方法だそうです。

例えば

「東大に現役合格する。」という最終的(?)な目標があるとしたら、

←「東大現役合格を多く輩出する高校で学年10位以内をキープする。」←「その高校に入学する。」←…←「(小学校の)宿題をやる。」

みたいな感じです。例えが良くなかったかな…具体性にも欠けるし。でもわかりますかね?

それに対して目の前にある課題や現状に取り組むことをし続けることをフォアキャスティングと言うそうです。

いまバックキャスティングをしようとしている段階です。でも思考にモヤがかかっていて、なかなかまとまりません。

だけどこれから多くの人に協力をしてもらい、影響を与えていくであろうなかで、かどや何を目指し何をしていくかをわかりやすい言葉で明確にしていくことは避けられないことだと思ってます。


まず、取り掛かりとして、生まれ育った境遇に依らず、全員に体験してほしいことってなんだろうと考えてまとめてみました。

きっとこれだけじゃないだろうし、洗練されてないけど、とりあえずやってみよう。


大人にも子供にも必ずしてほしい体験。

できれば常識とか当たり前が刷り込まれる前の赤ちゃんとか幼児とかの時期からしてほしい。間接体験とか疑似体験とかじゃなくて、直接体験。

さらに言うと誰かが設定したわざとらしい「やらせてあげてますよ〜」っていうのじゃなくて、止むに止まれぬ必然性のある状況での体験がいい。

  1. すごく寒い。
  2. すごく暑い。
  3. 飢え。
  4. 乾き。
  5. 刃物を使って役に立つものを作る。
  6. 怪我の手当てをする。
  7. 外でうんこする。(女の子も)
  8. 大笑いする。
  9. 大泣きする。
  10. 植物を育てて収穫してそれを食べる。
  11. 生き物を育てる。
  12. 生き物の死を見る。
  13. 焚き火をする。
  14. 比較や評価をされず認められる。
  15. 大人の強さと弱さを見る。
  16. 地元の祭りに参加する。
  17. 神話や伝承、地域や国の成り立ちに触れる。
  18. 家族以外の人から大切にされる。
  19. 大工仕事して家を直す。
  20. 暗闇の中過ごす。
  21. 満天の星空を観る。
  22. 見返りを求めず、誰かに喜ばれることをする。

こうして見てみると、キャンプでできることや文化的な体験が多いな〜。

ロボットでは代わりができない人間らしさが鍵だと自分は思ってるのかな、と感じてます。

また書きます。


酒井

まるや(旧・進化型コミュニティーハウスかどや)

高槻市原にある築150年の古民家「まるや」。学び合って育ち合う文化を作っています。

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