なんとかスクール開校式の詳細+私の思い

遂に私の番が回ってきました!
が、や、やはり初回から期日を守れませんでした(;´・ω・)Ψ汗
夏休みの宿題は最終日まで取り掛からなかった(何なら自分が不要だと思った宿題は、独断と偏見によりやらなかった)系です。
かどやスタッフ、原っぱ大学彩都西フィールドスタッフ、プロ家庭教師の3足のわらじを履いています。私の詳しい自己紹介は次回のブログ記事にする予定です。(需要ねーよ!何て言わないで下さいね☆)
以後、お見知りおき下さい(。・ω・。)ノ♡

さてさて早速本題に入りたいと思います。そうです、表題の件です。先日けんと君が書いてくれたブログを読んだ時、「開校式にまつわるエピソードをもっともっと皆さんに知らせた~い!!!!」と思ったので書くことにしました。ダラダラと長~い文章ですが、よろしければお付き合い下さい<(_ _)>

私達3人は、ギリギリにならないと始動しない共通点があるので、今回も開校式直前の金曜日から内容を詰め始めました。けんと君と「1人ずつ入場するのをやりたいねー!1人ずつ名前も呼びたいねー!」「けんと君からの式辞も入れよう!」「連絡帳ノートをプレゼントしたいねー!子ども達と交換日記したい!」と盛り上がった内容(殆どが元小学校教諭のけんと君案)に対して、トシエッティさんが「ノートはそんなに使わないと思うから、他の物にした方が良いかも★」「入場するかどうかは、みんなで話し合って決めよう★」等のアドバイスを下さいました。最終的にプレゼントは色紙になり、発案者である私が制作を任されました。(我ながらクオリティの高い出来栄えのモノが完成しました♡(ӦvӦ。)!)

そして迎えた当日の朝、先に集まった3組の親子が遅れている1組の親子を待っている間に、喧嘩が勃発しました。中々の大喧嘩に発展!2人の下級生が激しい喧嘩をするのを、最年長の子が間に入り、子ども達だけで解決しようとするのを待ちました(´-`).。oO待っている間、保護者の方が「子ども同士で解決するのがやっぱり良いよねヾ(≧▽≦)ノ」と言って下さったのに共感したり、喧嘩している子ども達の気持ちをどうしたら丁寧に扱えるのかを考えたりしていました。(午後トシエッティさんと2人で話していく中で、そもそもどうして喧嘩が起きてしまったのか?だったり、本人達の怒りの原因や根底にあるものは何だろう?だったりに興味が湧き始めました。)程なくして全員がかどやに集合し、喧嘩は形上終了になりましたが、当事者は2人共情緒不安定状態。とてもじゃないけれど開校式を開ける雰囲気ではない、さてどうしたものか!?と思っていたら、すぐに最年長の子が「取り敢えず皆で川に行こう!遊んだら気持ちもスッキリすると思うし!」と提案してくれて、皆で川に行くことになりました。子ども達全員と、けんと君と、保護者の方1名(ご夫婦で来て下さっていた、お父さんの方)が川へ行き、トシエッティさんと私と残りの保護者の方はかどやに残りました。

かどやでは、保護者の方と私達(私とトシエッティさん)の懇親会が開かれました。なんとかスクールは、【スタッフ+子ども+保護者の方】で創り上げていきたいと思っています。全員が平等で対等な関係性を築けるのが理想です。その為の第一歩として、お互いを知り合うとても心地の良い場になりました。当日参加し、一緒に懇親会という場を創って下さった保護者の方達に、この場を借りてお礼申し上げます。有難うございました。今後も懇親会を毎月開催したいと考えておりますので、また相談させて下さい(*˘︶˘*).。*♡

川では、子ども達同士が自ら考えて手を取り合って協力し合う姿や、けんと君の話を全員が集中して聞くという姿が、何回も見られたとの事。飛び込みをしたり、釣りをしたり、虫を捕まえたり、それぞれが思い思いに過ごせたそうです。(当日の子ども達の様子、詳しくは是非けんと君に直接お尋ね下さいね☆)朝、友達と喧嘩をした子も「川に行ったらすぐにイライラがおさまった!」とスッキリした顔で言っていました(◍•ᴗ•◍)✧*。

なんとかスクールは、こども達自身が何をしたいのかを考えて実行に移せる場でありたい、子ども達が安心してチャレンジ出来る場にしたい、そんな思いがあります。同時に、それを叶えるには、フィールドスタッフ側に相当な器量や柔軟さが求められるとも思っています。現状の私には器量も柔軟さも無く、ただ思いだけがやたら強くある段階です。元々私は、「オルタナティブスクールを創りたくて勉強しているけれど、プレイヤーとしての自信は無いなぁ〜。」と思い悩んでいました。そんな時(今年の3月)かどやに出会い、スタッフになりました。企画や運営には積極的に携わっておりますが、フィールドスタッフは未経験です。これから、にちょけんズ(かどやのボランティアスタッフ)と一緒に研修プログラムを受けるので、自分自身がどう変わっていくかも楽しみです。
話が夏休みに遡りますが、サマーデイキャンプ2日目。けんと君とトシエッティさんが子ども達と接する姿を見て、「有言実行とは正にこの事!理想論を理想で終わらせずにちゃんと実行に移せているのがスゴイ!!!」と改めて感動し、尊敬し、信頼する気持ちがグンと一気に上がりました(♡ω♡ ) ~♪

話を戻しますね。大人の懇親会は午前中で終了となり解散しましたが、その後も保護者の方同士が親睦を深めている姿が見られました。私はトシエッティさんと2人で色んな話をして過ごしました。子ども達はお昼ご飯を食べた後、突然鳥居を手作りする事になりました。いつも大変お世話になっているお隣の方も様子を見に来て下さり、子ども達と一緒にのこぎりで木を切って下さいました。子ども達が少しずつでも良いので、自分達がこの地域の一員なんだという意識を持てたらと思っています。炎天下の中で集中して作業していたからか暑くなった子ども達は15時頃から再び川へ!(体力スゴイ!)川に行く前に一瞬スタッフ3人が集合し、「開校式をするかどうかは、川での子ども達の様子次第にしよう!」と2秒で決まりました。(全員同じ意見でした!)

子ども達が川から戻って来て着替え終わった所で、開校式を始めました。子ども達同士のみ、親がいない場では人に思いやりを持って振る舞う事が出来ても、自分の親がいる場では出来ないお年頃なのだという事がよくよく分かる開校式になりました。けんと君が話をしている最中、話に集中しない子ども達(集中している子もいました!)に対して私は、自分の気持ちに正直に怒ったり諭すような発言をしたりしました。一生懸命話をしている人の話を聞こうとしない態度は、話をしている人の気持ちを蔑ろにしている、思いやりに欠けた行為だと思うからです。親の存在を意識してしまう子どもの気持ちや、単にそれによって話を真面目に聞く態度を取るのが恥ずかしかっただけなのかも知れない可能性を考える事は出来ず。なので勿論、現状の姿をありのまま受け止めた上で、子どもを操作的に扱わない事も出来ませんでした。それ自体が未熟な私の現状なので後悔は無いのですが、アイメッセージで伝えられたらもっと良かったかなぁというのが反省点として残りました。私にとって、新たな発見や勉強になる事の多い、とっても有意義な開校式になりました。

最後に。開校式に来てくれた最年長の子は、サマーデイキャンプにも参加してくれた子でした。彼はサマーデイキャンプの時も、ものすごいリーダーシップを発揮して場をまとめてくれていました。下の学年の子達が彼を慕う気持ちがビンビン伝わってきました。その様子をお母さんにお伝えしたらビックリされていました。なんとかスクールの体験会に参加してくれた子の中にも、生き生きした本来の素の自分でいられ、自然と湧き起こる気持ちから、山登りの際に下の学年の子を気遣ったりリーダーシップを発揮している子がいました。その子は別の場では空気を読み、周りの様子を伺って発言を我慢したりする事が多い子です。(※保護者の方の許可を貰い記載しています。)大人が決めたプログラムに従う機会が多い場では得られない体験が沢山出来るのが【なんとかスクール】です。一緒に創っていきたいと思って下さる方、いつでもウェルカムです꒰⑅ᵕ༚ᵕ꒱˖♡♡˖꒰ᵕ༚ᵕ⑅꒱

知佳

まるや(旧・進化型コミュニティーハウスかどや)

高槻市原にある築150年の古民家「まるや」。学び合って育ち合う文化を作っています。

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